アトピー子のママ必見!家庭でしてあげられる食事療法と対策とは?

夏はジュクジュク、冬はカサカサの辛いアトピー性皮膚炎。 辛そうな子をなんとかしてあげたい!

ママ必見!家庭でできるアトピー対策、食事療法とは?

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◆子どもの痒みをなんとかしてあげたい!

気候や住環境、食生活の変化に伴い、
アトピー性皮膚炎が増えていますね。

特に乳幼児の場合は、
痒がって泣か叫ぶ姿を見ているのは
かわいそうでとても心が痛みますよね。

 何とか痒みを和らげてあげたい!

 女の子なのに跡が残ったらどうしよう?!

そう思うのは当然です。


更に、協力して欲しい身内からも、
子どものアトピーはママの遺伝のせいだ
などと責められることも少なくない。

ママは、自分でも責任を感じている上に
周囲から責められたりすると、
益々、自分を追い詰めてしまう。

そして、「こんなに汚くなってかわいそうに」
とか「ママのせい」と言われ続ける子どもも、
必要以上に劣等感や自責の念を抱いてしまいます。

アレルギーやアトピーについての
世間の理解の無さが、
母子を余計辛くさせています。


こうした精神的なストレスは、
アトピーにも悪影響を及ぼします。

なので、ママが精神的に安定した状態で
一緒にアトピーと向き合えるように
することがとても大切ですね。

そのためには、
周囲の声に一喜一憂しないように
(特に嫁姑の関係は永遠のテーマ)
基礎知識を持つことが重要です。

あれこれ言われて不安になったり、
気にして落ち込んだりすることが
減るはずです。


実は私の長男も強度の「卵アレルギー」でした。
また、夫は「直腸&盲腸癌」でした。

どちらも、ある食事療法で改善しました。

その体験を元にして、基礎知識、
食事療法と対策についてお伝えします。

私の体験が少しでも参考になれば幸いです。



◆乳幼児のアトピー性皮膚炎とは?

赤ちゃんは代謝がいいため、
乳児性湿疹になってしまうことが多く、
アトピー性皮膚炎との区別が
つけにくいことと思います。

湿疹が出てから、乳児期は2ヶ月以上、
幼児期は6ヶ月以上続くものが
アトピー性皮膚炎です。

早い子は、生後2ヶ月から発症します。

症状は、かゆみのある湿疹ができます。
それが良くなったり悪くなったりを
慢性的にくり返します。

痒くてガマンできずに掻いてしまうため、
ジュクジュクと汁が出てかさぶたになったり、
切れたりを繰り返します。

また、乾燥してザラザラ、ゴワゴワな
皮膚になるのも特徴です。

頭皮の場合は、フケとなって
皮膚がたくさん剥がれ落ちます。

遺伝についてもお伝えしておきます。

両親がアレルギーの場合 9割遺伝
片親がアレルギーの場合 6割遺伝
両親ともアレルギー無し 3割発症

両親にアレルギーがなくても
3割程度発症する時代なんです。
それを知っておきましょう。

赤ちゃんがママを望んで生まれてきたんです。
そのことに自信を持ち
外野の声は無視、スルーです!



◆5つのアレルギーの種類

アレルギーには、次の5つの種類があります。

1.食事性アレルギー(牛乳、卵など)
2.吸入性アレルギー(ダニ、ホコリ、猫の毛、スギ花粉など)
3.接触性アレルギー(ゴム、ウルシなど)
4.金属アレルギー(ニッケル、クロムなど)
5.薬剤アレルギー(ペニシリンアスピリンなど)

思春期、成人になってからのアトピー性皮膚炎は、
「吸入性アレルギー」によることが多いですが、
乳幼児の場合は、ほぼ「食べ物アレルギー」です。

アトピー性皮膚炎は、
食事以外にも、環境や体質(遺伝など)など
色々な要素が組み合わさって起こります。

ここでは、乳幼児の「食事性アレルギー」に
ついて取り上げます。

環境、体質についての原因と対策はこちら
  ↓
アトピー性皮膚炎の原因「環境」編

アトピー性皮膚炎の原因「体質」編


◆家庭でできるアトピー性皮膚炎の食事療法

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1.アレルゲンをつきとめる

検査をしてもらえばわかります。


2.アレルゲンを除去する

アレルゲンとなる食べ物を
食べない(除去食療法)ようにします。

母乳育児の場合は、
ママも完全除去食にします。

これはしっかり守って下さい。
赤ちゃんのためですから、
がんばってください。

例えば、卵アレルギーだとしたら、
卵はもちろん、卵を使った料理、
加工食品(エキス入りも含む)も全て抜きます。

息子も強度の卵アレルギーだったんですが、
おでんにゆで卵を入れたら、
だいこんを食べただけで
全身に湿疹がでてきました。

おでんの汁に染み出したエキスに
反応したのです。

また、夫が卵の殻を触った手で
息子を触ったら、真っ赤になりました。

それ以降、一切、卵を買わなくなり、
夫が食べたい場合は外で食べてもらいました。

また、様々な加工食品にアレルゲンが使われているため、
袋の裏側の成分表をチェックして、
何が食べられるのかを知っておくと、
次からは買物がスムーズです。

オーガニックの野菜や加工食品は
割高ではありますが、
目的のものだけ買うため、
無駄使いが減り、
トータルの食費は安上がりです。

3.アレルギーマーチを防ぐ

次々とアレルギー食品が増えていく
アレルギーマーチを起こさないように
アトピーに悪い食事を避けます。

頻度的に多く、症状に与える影響が大きい
食物アレルゲンの順番は、以下の通りです。

卵・牛乳 ⇒ 小麦・大豆 

他の食物は一時的に症状が出ても、
持続することはまずありません。

アトピーに悪い食事>

・動物性たんぱく質
乳製品(牛乳、バター、クリーム)、
卵(マヨネーズも)、肉

ブイヨンなどもビーフやチキンではなく、
「野菜ブイヨン」にしましょう。

牛乳の代わりに、豆乳を使いましょう。
豆乳ジュースもありますし、
シチューなどには普通の豆乳を使うと美味しいです。

・油分
使う場合は少量だけにして、
オリーブオイル、白ごま油がおススメ

・糖質の多い食べ物
かゆみのもとにもなります。

料理は素材そのものの味を活かし、
砂糖などの調味料は控えて薄味にします。

どうしても必要なときは白砂糖ではなく、
三温糖」「さとうきび」などにします。

また、どうしても甘いものが欲しいときは、
バターや白砂糖たっぷりの洋風のお菓子ではなく、
素朴な「和菓子」にしましょう。

食品添加物や農薬などが含まれているもの
加工食品、レトルト食品、ファストフードを
避け、なるべくオーガニック(※)を選びましょう。


※オーガニック
化学肥料や農薬を使用しない野菜や添加物不使用の食料品


3.家族の食生活の改善

我が子のアレルゲン除去食だけでなく、
家族全員の食生活を改善するチャンスです。

本人だけ除去食を続けろというのは酷です。
特に子どもの場合は尚更です。

母乳のみの場合はママが気をつければ
済みますが、離乳食が始まると
除去食を用意しなければなりません。

幼児期になると、家族の食べているものが
欲しくなります。

そこで、家族の健康のためにも、
家族全体の食生活をアトピー子に
あわせて改善しましょう。

別々に食事を用意するのも
負担になりますしね。

具体的にどうするかというと、
アトピーっ子の健康に悪い「洋食」を避けて
健康に良い「和食」に切り替えることです。

アレルギー症状の緩和に効果を発揮するだけでなく、
ダイエットや美容にも効果的とされる食事です。

「和食はメンドウ!」と敬遠されがちですが、
きちんと一汁三菜を作る必要はありません。

野菜たっぷりの汁物に、ご飯+1品で十分です。

野菜たっぷりの汁物がおかずにもなるので、
1品作るのも大変なら、鮭フレークなどでもいい。


動物性の肉やパンは腸への負担が大きく
腸内環境を悪化させる原因になります。

腸内環境の悪化は
アレルギーの悪化にもつながります。


でも、一気に切り替えてしますのは、
ちょっとハードルが高いですし、
挫折しやすいと思いますので
「粗食」から始めて
ステップアップしていくといいでしょう。

「粗食」とは、「粗末な食事」ではなく、
日本の伝統と風土に根ざした食生活のことです。

『粗食のすすめ』 (新潮文庫) 幕内秀夫

粗食のすすめ [ 幕内秀夫 ]

 

米食中心とした日本人の「粗食」を提案した名著です。

著者の提唱する「粗食」というのは、
「玄米菜食(マクロビ)」とは違い、
もっとゆる~いものです。

最初はこれくらいから出発したほうが
挫折するリスクも少ないと思います。

次に、「玄米菜食(マクロビ)」
更に極めたい人は、「ビーガン」
そして「ローフード」などもあります。

興味のある方は、
上記のキーワードで検索してみて下さい。

 

 

◆食事療法の相乗効果を上げる2つの方法

食事療法の延長ですが、
相乗効果を上げる2つの方法をお伝えします。

ママの美容健康にも有効ですので、
母子で一緒にオススメします。


①白井田七。茶

100%オーガニック(完全無農薬・有機栽培)の緑茶と、
漢方では上薬とされている極少の田七人参が出会って
できた【白井田七。茶】です。

「田七人参」は、
高麗人参を超える和漢の王様です。

「国内での有機栽培は不可能」と言われてきた
希少の有機田七人参の栽培に成功し、
お求めやすい価格を実現できました!

でも、いくら完全無農薬・有機栽培の
健康茶でも、長く飲み続けるには、
安全・安心と味が決め手ですよね。

味は、ほんのりと材料の甘さがあり
98%の人が「おいしい!」と好評です♪

大地のパワーを丸ごと吸収できる
粉末タイプに仕上げてあるので、
いつでもどこへでも携帯して
サッと溶かして飲めます。

また、日本で最初に有機JAS認証と
NOP有機認証を取得した緑茶です。

TV・ラジオ・新聞等数多くのメディアが注目、
美味しんぼ」101巻でも紹介されました。

このように、赤ちゃんからご年配の方にまで
安心して飲める飲みやすい健康茶です。

安心の15日間返金保証キャンペーン中、
初めての方限定の特別価格47%OFFです。

1杯たった66円で試せます。
【白井田七。茶】を激安で購入できる通販サイトはこちら。


②らでいっしゅぼーや

25年以上続く
有機野菜・低農薬野菜・無添加食品の
宅配サービスの老舗です。

息子は、野菜の入ったダンボールが届くと、
ハイハイしてやってきては
料理するのが待てずに、
土付きの野菜をわしづかみして
かじっていましたよ(^^

子どもが苦手とされるピーマンも
おいそそうに生のままかじっていました。

本当の野菜の味がわかるというのは、
こういうことです。

アトピーや癌などの患者さんに
おススメなのは、「ニンジンジュース」です。

有機野菜のニンジン+レモン+リンゴを
「圧搾式ジューサー」で知るだけ絞ります。

生のままなので、酵素が生きています!
新鮮で甘くてとっても美味しいです♪

らでいっしゅぼーや(有機野菜宅配)


ベジフルⅡ(圧搾式ジューサー)

低速回転式ジューサー ベジフルII(コールドプレスジュース/スロージューサー/低速ジューサー/サイレントジューサー/kuvings silent juicer/クビンス/圧搾/ジューサー)

 

 

◆家庭でできるアトピー性皮膚炎の対策

乳幼児は痒がって泣き叫ぶでしょうが、
一緒に掻いてやるのではなく、
「痒くて辛いねえ~」と抱っこして
トントンと軽く叩いてあげると、
安心して眠ることが多いようです。

・かゆみ対策
どうしてもかゆいときは
まず「冷やす」、室温を下げる。
夢中になって遊べるもので意識をそらす。

・爪を短くしてミトンをさせる
掻いてはいけないと言っても
我慢するのは無理。

・スキンケア
保湿クリームを塗って乾燥を防ぐ。
石鹸を泡立てて優しく洗って清潔にする。
汗をこまめにふいて着替える。


・肌への刺激を避ける
直接肌に触れる衣類等は、
ガーゼなどの肌触りの良いものにする。

抱っこしたりするママたちの服も
せめてやわらかい綿素材を。


・マメに掃除する
高性能HEPAフィルター付き加湿空清浄機

空気をクリーンに。同フィルター付掃除機で
床、布団、ソファ、ぬいぐるみも掃除する。

カーペットは敷かないようにする。
ペットがいる場合は、触ったら洗う。


体験的に学んだことをお伝えしましたが、
アトピーがあっても楽しく生活できるように
工夫することが最も大切だと思います。

好きなことがあって、楽しく生活できれば、
他人の目や言葉もあまり気にせずに済みます。

アトピー性皮膚炎と闘おうとするのではなく、
上手に付き合っていく方法をみつけるといった
おおらかなスタンスで育児した方が
母子ともに精神衛生上いいですしね。


あなたのお子さんのアトピー性皮膚炎と
ママの精神的負担が軽減されますように。

アトピー性皮膚炎の原因「環境」編

<原因>

ダニ、ほこり(ハウスダスト)、ペット、花粉などのアレルゲン
汗、衣類の摩擦、ひっかき傷など
紫外線、空気の乾燥
洗剤や石けん、薬など

強い刺激を受け続けていると、
それがアレルギー反応を起こしてしまい、
アトピー性皮膚炎の原因になってしまいます。

<対策>

汗をよくふき、着替えさせる。

刺激の少ない石鹸の泡で
ソフトに洗い、清潔にする。

紫外線対策をする。
ひっかかないようにミトンをする。

アレルゲン除去+加湿には、
高性能HEPAフィルター付きの加湿空気清浄機
それと同じ性能の掃除機を利用するのが便利。

空気清浄機は風量が命!
最大風量のない空気清浄機は使い物にならない。

31畳までのパワーがあっても
8畳分を清浄する目安は7分かかるので、
パワーの大きな方を選ぶべき。

食事だけが原因とはいえないので、
花粉、PM2.5ハウスダスト対策が必要。

おすすめはやはりダイキンです。
我が家では2台購入、重宝しています。
旧タイプならかなり安く手に入ります。
 ↓


 

アトピー性皮膚炎の原因「体質」編

赤ちゃんはもともと
アトピー性皮膚炎になりやすい体質です。



<原因>

・皮膚が乾燥気味
・アレルギー体質

健康な皮膚は、角質層、皮脂によって
外からの刺激から守られています。

ところが皮膚が乾燥し荒れた状態だと、
このバリア機能が低下してしまいます。

遺伝によるアレルギー体質や、
細菌やウイルスに過剰に反応してしまう
体質などがあります。


<対策>

乾燥を防ぐために、保湿クリームを塗る。

乾燥、細菌やウイルス対策にも、
加湿空気清浄機が便利です。

遺伝については、気にしないこと。
両親ともアレルギー体質でなくとも、
3割がアトピー性皮膚炎になるのですから。


<治療>

あまりにもかゆみが酷くて泣き叫ぶ状態だと、
家庭での食事療法などだけでは限界があります。

病院では、ステロイドを処方されるでしょうが、
副作用ばかり気にせず、
一時的にでも使って様子を見てはいかがですか?

一応、ステロイドの主な副作用を
リストアップしておきます。

    皮膚萎縮(特にひじの内側や膝の内側の皮膚が薄くなること)
    毛細血管拡張(血管が網目のように見える)
    ステロイド紫斑(内出血しやすくなる)
    ステロイド潮紅(赤みが増す)
    ステロイド座瘡(にきび)
    多毛(体毛が少し濃くなる)
    酒さ様皮膚炎(顔が赤くブツブツする)
    口囲皮膚炎(口の周りが赤くブツブツする)
    細菌感染(黄色ブドウ球菌等)おできやとびひができる
    真菌感染(カビ)真菌が付くことによって皮疹が悪化する